12月25日
「ただ歩むだけ」
ただ歩むだけ。
それでいい。
あまり多くを考えすぎる必要はないのだ。
考えもまた与えられるもの。発想もまた与えられるもの。
過去は本当はない。あるのは、それぞれの中に眠る記憶だけ。
今年いなくなった父の記憶も、ぼくたちだけでなく、
父をしたった研究者、友人、教え子、先輩。
それぞれの中に深く刻まれ、それぞれで今を生きている。
父もそうやって生きてきたことを後で知り、そしてそれぞれの中に父が生きていることを知る。
クリスマスが終わると少しホッとするのは、大人になったからだろう。
安心して喜びを目の当たりにしていい。
その道には、すでに乗っているのだ。
望むものは与えられる。
これはクリスマスだからではない。
自分で自分の人生を決めるという基本なのだ。
今日もみてくださり、ありがとうございます。メリークリスマス。