頭痛


日本人の3-4人に1人が頭痛を経験したことがあると言われる。(約3000万人)

日常生活に支障ある頭痛を、世界中で最低40%の人が経験するとも言われる。

 

 

【頭痛における注意しなければならない徴候】

頭痛は多くの人が経験するものでもありますが、緊急の医学的処置をしなければ、死に至るような重篤な病気の表徴であることがあります。以下のような症状が見られる場合は、すぐに病院へ受診してください。

 

・いままでに経験したことのないような頭痛、今までの頭痛で最悪の状態の場合(クモ膜下出血、髄膜炎)

・5歳未満の初発頭痛

・高齢者の初発頭痛

・急に悪化し、それ以降継続しているもの(髄膜炎、脳腫瘍)

・突発的なわれるような痛み

・嘔吐、吐き気を伴うもの

・めまいを伴うもの

・発熱、けいれんなどを伴うもの

・妊婦のはじめての頭痛

・最近強く頭を打ったなど、外傷歴が明確であるもの(硬膜外血腫)

・麻痺症状、感覚の低下、目が見えずらいなどを伴うもの(脳血管障害)

・頭を振ると頭痛がとてつもなく増強する(髄膜炎)

・明るいものをみると頭痛が増強する(緑内障、くも膜下出血)

・項部硬直がみられる(頸部を前屈し、下顎が前胸部までつかないくらいの後頸部筋の筋緊張増強)

・頭部に傷がある場合(感染による髄膜炎)

 

 

【当院における対応】


まず、強い頭痛を感じる場合は、医師の診断を受けられることをお勧めします。その上で、何の原因もないという場合、オステオパシーの手技によるケアを受けることをお勧めします。