Osteopathy


 オステオパシーとは、アメリカのドクター、アンドリューテイラースティルが開発し、世界で広まる徒手医学です。しかし、アメリカやヨーロッパで広まるこの医学も、日本においてはまだあまり知られていないのが現状です。オステオパシーは、現在も世界中のさまざまな痛み、症状に対して、新生児・妊婦・高齢者問わずその解決に貢献しています.内科・婦人科・産科・小児科・整形外科・リハビリテーションなど多くの分野でその技術は役だっています。

  当院は、世界でも代替治療の第1選択として取り入れられているこの手技を使って皆さんのお体を調整させていただきます。どこにいっても解決しない慢性的な頭痛、肩こり、腰痛をお持ちの方、また脳血管障害中枢神経疾患、整形疾患をお持ちの方で、十分なリハビリや施術が受けれなかった方、このオステオパシーやからだの動きに関する知識を用いてサポートさせていただきます


オステオパシーとは整体ですか?

 

「オステオパシーってなんですか?」

 

そう聞かれた時、多くの施術者が、少し歯がゆい想いをもって「整体のようなものです。」と答えるかもしれません。

 

しかし、実際に行っていることは、まさしく整体なのです。骨盤はそろうし、姿勢もよくなります。顎のかみ合わせや肩のラインなどもそろっていきます。患者さんの単純な外身からみると、それは整体で間違いないのです。

 

しかし、なぜ少し歯がゆさを感じるかというと・・・、それはただ、やみくもに体を整えているわけではないからでしょう。

 

「体を整える。」ということはどういうことなんでしょうか?

 

骨盤がずれる。肩がさがる。それは何を意味しているのでしょうか?

 

それは、ひとつの現象でしかないのです。

 

「骨盤がずれていると言われたので治してほしい」「肩が凝って・・」「腰痛が・・」

 

骨盤がずれているから骨盤をそろえました。肩が凝ってますね・・ほぐしておきましょう。腰もひどいですねえ。

 

一時的に良くするため、悲痛なその訴えになんとか答えるため、施術者はそのような対症的な方法論を確立してきたのかもしれません。

 

「なぜ・・骨盤はずれたのだろう?腰のこの筋肉が張っているのはどうしてだろう?なぜ肩の筋肉が慢性的に張るのか?」もしかしたらこんなことを考える時間も余裕もなかったのかもしれません。

 

これらはあくまで現象でしかないのです。そこには、解決できる問題であるかどうかは別にして、必ずそのような現象を起こした根拠が存在するはずなんです。

 

私たちはその原因をなんとか探そうと努力します。それは、血管にあるのかもしれない、内臓にあるのかもしれない、はたまた神経?骨格?筋肉?圧倒的な解剖学の知識と触診能力でその原因を探っていきます。

 

そして、その原因となっているところを「整える」のです。

 

その結果として、骨盤がそろう。肩のラインが整う。腰が軽くなった。気づいたらあまり肩コリにならなくなった気がする。という「現象」が起こるのです。

 

オステオパシーはそうやって身体の症状を改善していきます。

 

「整体」なんだけども、「整体のようなもの」

 

一般的に広がっている体を整えるというイメージとのあまりのギャップに私たちは少しの歯がゆさを感じます。

 

そこには「からだ」と「病気」の本当の関係を知るために私たちの創始者が経験した血のにじむような努力の物語があるのです。